開催レポート

第2回大原版OSCE(客観的臨床能力試験)を開催しました。

令和5年10月21日(土)9時50分から大原綜合病院2階外来Aブロック・小児科外来を利用して、初期臨床研修2年次を対象に「第2回大原版OSCE」(オスキー)を開催しました。
OSCEとは、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)のことで、研修医の先生方の到達度を確認するために、昨年度から導入しています。
評価項目には、救急外来で必要な、外科・消化器内科・画像読影・診察・感染対策など8つを準備し、指導医の先生方には合格・不合格の判断ではなく“どうしたらもっと良くなるか”に重点を置いて評価していただきました。

理事長からの激励の言葉からOSCEはスタート!今回評価対象となった2年次研修医の先生方は、昨年度は1年次としてお手伝いしていたことから内容や雰囲気は知っていたものの、最初は少し緊張している様子でした。しかし、普段から救急外来で行っている内容であるため、始まると的確にてきぱきと試験をこなし、先生方の成長を強く感じました。

試験後、2年次研修医からは「知識の再確認ができてよかった」「手技や診察のフィードバックをいただけていい経験になった」「さっそく次の当直で生かしていきたい!」等たくさんの感想が寄せられました。
今回挙げられた意見を生かし、来年度以降も引き続き開催予定です。

指導医の先生方、看護師さんご協力誠にありがとうございました。
今回は患者役としてお手伝いいただいた1年次研修医の先生方もありがとうございました!(来年は君たちだ!)

〔総合臨床研修センター〕